自然体で、おおらかに、のびやかに自分らしい暮らし&楽しみ方をお手伝い

今回の対談のお相手は、「株式会社BESS」の岩本裕次さんです。1986年に「ビッグフット」ブランドでログハウスを世に送りだしてから30年余り。今ではログハウスのみならず、都市型スローライフの住宅ブランド「ワンダーデバイス」や田舎暮しが似合う和の家など、他の住宅メーカーとは一線を画す個性的な家づくりで全国にファンを増やしています。「住むより楽しむ」というその企業コンセプトは、快適な空間づくりを提案するフジワラの考えとも共通点が多々。「お客様を魅了する仕事」という観点から、お互いにプロフェッショナルとして大切にしてきたポリシーについて語り合ってもらいました。

(左) 株式会社フジワラ 京都営業所 営業 早野由希子
(右) 株式会社BESS京神 営業責任者 岩本裕次さん


「住む」より「楽しむ」のがBESSの家もっとのびのび自由な面白生活を

早野
なんといってもBESSさんと言えば、ユニークな家づくり。どの案件にも住まう人の思いがいっぱい詰まっていて、日々楽しく面白く自分らしく暮らしておられるのだろうなということがヒシヒシと伝わってきますね。
岩本
お客様が「楽しく暮らす」ことが大前提。機能性やモノ的な満足を追い求める生活ではない、もっと肩の力を抜いた、のびのび自由な生活があっていいと考えて家づくりを行っています。“家”を提供するのではなく、完成した家を道具のように使いこなし、そこから生まれる“楽しい時間”を提供できればと。
早野
今までいろんなハウスメーカーさんを見てきましたが、BESSさんと仕事をさせていただき、照明やカーテンはこうあるべきと思っていたことが見事、ひっくり返されました(笑)。ドームハウスをはじめ、未知の形でも建築できることに驚いてばかり。一般的な家のデザインや間取りと違っていても、住まわれるご家族にとっては、のびのびと自由に使いこなしやすいということですね。
岩本
他の人から見れば、なんだこれは‼?という家が多いですね(笑)。弊社の家は第一印象で、好きか嫌いかにわかれます。住まわれるお客様にとって好きであればOK、そんな直感部分も重要な要素と思っています。
早野
ひとつひとつの家に、お客様の感性が行き渡っていますよね。お客様ご自身がこういうスタイルにしたいという希望をしっかり持っておられるので、弊社の打ち合わせも進めやすいです。お客様の高感度なセンスや暮らしに対するお考え方を伺うことで、私自身がとても刺激を受けています。

その人にとってのベストな住まい 機能としての価値と感性的な価値

岩本
ハウスメーカーさんはオール電化や、スイッチ一つ、ボタン一つでなんでもできるというような利便性を打ち出しているところが多いのですが、弊社ではあえて必要以上の便利さはご提案していません。例えば、冬場ではエアコンではなく、薪ストーブで暖をとってもらったり、あえてメンテナンスの必要とする材料を使ったり。薪を用意して火をくべる、わざわざ手間をかける楽しさや非日常性をうまく実生活に取り入れることで、新しい価値を手に入れることができることに気が付いていただきたいのです。
早野
照明をはじめ、インテリアや空調機器は生活していく上で必要なものであり、ならば少しでも手間のかからないものを…と考えがちですが、便利なことだけが価値ではないと。
岩本
必要以上の便利さは、つまらない暮らしを生むのではないか…と危惧しています。機械化された機能や性能といった便利さは程々でいい。弊社の家は、無駄 も遊びもメンテナンスも大歓迎!だけどすべての行為に意味がある、暮らしのなかの温かみを大切にしています。
早野
私もBESSさんと同じように、お客様にとっての価値感を第一に考えています。お客様が求めておられる光の空間かどうか、照明と言っても明るいだけが価値ではありませんからね。生活のなかで必要最小限の明かりを提案させていただいて、照明が暮らしになじむような計画を配慮します。例えば一般的にはLED電球の方が省エネで持続性もあるのですが、あえて白熱球のもつ光の温かさを取り入れてみたり、環境を活かしながら相乗効果を生み出すような提案を心がけています。
岩本
フジワラさんは、BESSのテイストを分かっていただいているので安心して一緒にお仕事ができます。明るい部分と暗い部分のメリハリや影を活かした照明プランなど、部屋全体を単に照らすのではなく、お客様の思いをうまく組み取られた斬新な提案ばかり。照明器具をインターネットで購入されるお客様も増えてきているのですが、フジワラさんをご紹介させていただくと、そのプラン内容に感動され、ほとんどの方がフジワラさんにお願いされます。安価で便利なネットに勝る、人が介在することで生まれる価値を、フジワラさんは持っておられるという証拠ですね。

 薪ストーブで炎の温かさを体感新しい暮らしへのイメージをふくらませる

早野
北海道から九州まで全国に展示会場を展開されていますが、どのように集客されているのですか。
岩本
ファッションやアウトドアなど、ライフスタイルにこだわる人をターゲットとした雑誌に広告を打ち、そこから興味を持っていただき、弊社のホームページにアクセスしていただくパターンが多いですね。
早野
普通の住宅展示場とは違い、ただ家を見に来ているという人は少ないように思います。
岩本
そうですね。BESSの家も個性や趣味性が強いですから、ある程度、目的を持って見に来られるお客様がほとんどです。
早野
実際に展示会場のモデルハウスをご覧になられた方の反応はいかがでしょうか。
岩本
「来て良かった」というお声をたくさんいただいています。展示場に足を運んでいただいて、感性的な価値を共有していただいた方に実際に注文いただくという流れです。来場されてBESSの家を気に入って、即決される方も多く、一期一会的な要素も強いですね。もちろん色々な展示場に行っておられると思いますが、BESSの家は他にはありませんから、最初の入り口部分で好き・嫌いが決まることが多いと思います。
早野
大手ハウスメーカーさんとは全く違いますよね。競合するメーカーさんが思い浮かびません。
岩本
利便性や効率という部分では時代と逆行しているかもしれませんが、そこにBESSの提案する家の本質や魅力があり、そのスタイルや環境こそが価値であるととらえています。わが家のようにゆったり過ごせる体感型展示場で、BESSの暮らしを体感していただけるようになっています。
早野
素晴らしい取り組みですね。家は一生の買い物ですし、まずは体験してみようと利用されるお客様が多いというのも納得できます。
岩本
実際来ていただいて、薪ストーブのそばに座っていただいて、その独特の温もりを体感いただいたり、薪割りを体験してもらったり。お客様にとってその行為が好きか嫌いか、楽しいか楽しくないか、ご自身にとっての価値になると思っていただけるかどうかは、体験していただかないと判断できないと思います。好き嫌い、楽しさの判断価値は十人十色、ネットによる情報収集でお客様の要望も多様化してきている中、お客様のわがままにとことんついてきていただき、お客様の満足のために貢献していただける。フジワラさんにお願いすれば、どんなニーズやリクエストにもぴったり応えていただけるので心強いです。
早野
色々なメーカーから組み合わせできることが弊社の強みです。BESSさんの家の特徴に合わせて引き出しを作ってもらうこともありますし、逆にお客様から照明器具の指定をいただき、今まで知らなかったメーカーの発見もあります。もともと決まっていた照明の取り付け位置を、お客様のインテリアのレイアウトに合わせて提案される岩本さんの感性を、いつも勉強させていただいています。
岩本
いやいや、僕も早野さんには頭があがりませんよ(笑)。ブランドや商品を指定されるお客様に対しても、ただ取り寄せるだけではなく、早野さんに適切な明るさや取り付け箇所のアドバイスをしていただくことで、イメージ以上の空間が完成します。
早野
弊社では照明、カーテン、空調の各メーカー商材を取り扱っていますので、それらの打ち合わせが一度で済み、また全体を見ることができますから的確なアドバイスができるんです。メーカーのプランでは自社製品限定になってしまうところを、色々なメーカーから商材を入れている弊社ではとことんお客様のニーズにあった商品をベストチョイスすることが可能です。
岩本
お客様には選択肢の幅があり、ハウスメーカーさんのブランドイメージを崩さずに、お客様のニーズに応えることができることは大きな強みだと思いますね。

非日常を日常へ…大人のスローライフ生活マンションや都心でできないことを実現

早野
BESSさんのお客様の幅は広いですね。家づくりに対して、どのような希望をお持ちの方が多いですか。
岩本
一番多いのは30歳ぐらいからの子育て世代のお客様です。あとは50代以降の老後を迎える方達。住み替え需要も増えていますね。既に購入してしまった家を売ってでもBESSの家を建てたいと。特にマンションを購入されたお客様は、BESSの提案する家やスタイルに衝撃を受けられるみたいで、家が必要ということより、BESSの家が欲しい、住んでみたいという思いで建てられる方も多く、弊社の目指すところが受け入れられていることが嬉しいですね。大阪のマンション住まいの方で、のんびり暮らせるログハウスを、通勤できるエリア内に建てたいという需要も多いですよ。
早野
都心よりも郊外で、ある程度の土地を持っていないと厳しいですか。
岩本
ご家族との暮らしやスタイルにあわせて、マンションではできないことを実現したり、街中の分譲地ではできない建て方をしますので、広い土地のある郊外が理想ですが、街の中でも不可能ということではありません。BESSの暮らしの楽しみ方をお客様と一緒に考えて、建てさせていただきます。フジワラさんには、予算を土地や家の建築でほとんど使いはたし、無理なご相談をさせていただいても、限られた予算内で上手に提案していただける見事な技に感心しています。
早野
御社とのお仕事は私自身もワクワクできることばかりなので、ご期待に添えて嬉しいです!
岩本
お互いに勉強というよりも、楽しんで仕事ができることが、いい結果を生みだしていると思いますね。
早野
私自身がBESSさんの家を100%経験していないこともあるのでBESSさんの家づくり、住まいのコンセプトを忘れずに、お客様がなぜ、BESSさんのこのタイプの家を選ばれたのかということからしっかりと理解して、今後も提案していけたらと思います。よろしくお願いいたします。

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