兵庫県産杉をふんだんに使い柔らかな木の温もりを感じながら生活できる家

フローリングや天井など、 兵庫県産の杉を惜しげもなく使い 木の温もり、そして柔らかな空気に 包み込まれたS様の新居。
「大事に使って、娘のお嫁入り道具にできれば…」、 特注の大きな木のテーブルを囲み、 親子一緒に幸せの時を刻んでいかれます

(左) 施工主 S様ご夫婦
(右) 当社担当 神戸支店 営業2課 石見省二


ヨーロッパの街並みを彷彿させる重厚な石壁の玄関から家の中へ進むと、そこには光が降り注ぐ開放的なリビングが!
フローリングや市松模様に組まれた天井の梁など、兵庫県産の杉を効果的に使った癒しの空間が広がっています。
ワインレッドがアクセントのキッチンやミッキーの壁紙が大人かわいい奥様の家事スペースなど、お施主様のこだわりとセンスをあちこちに感じるお家です。

格子梁と調光可能なダウンライトで優雅でやわらかい印象のリビングに

…抜群の日当たりを誇る、静かな住宅地の一軒家。フローリングや天井に木を多用、
燦々と太陽光が降り注ぐ広々としたリビングは抜群の居心地の良さです。

格子梁が印象的なリビング。梁が光に影をつくらないようダウンライトの位置も熟考。生活シーンにあわせて、光の調整も自在

S様ご主人(以下、ご主人)
日当たりのいい環境に惹かれ、ここに家を建てようと決意しました。建築は木を取り入れた施工で定評のある「セレクトホーム」に依頼し、フジワラの石見さんには照明とカーテンを提案していただきました。住んでみて改めて石見さんにお願いして間違いがなかったと、その才能に感謝しているんですよ(笑)。
石見
ありがとうございます。自然光をしっかり活かし、光の届き具合や細かなおさまりにこだわってプランニングさせていただきました。照明やカーテンは見た目だけでなく機能美も大事。高さや形状、配置まで存在理由を考慮し、もともとの空間の魅力を活かしたプランを心がけました。特にご主人がこだわられていたのがリビングの天井ですよね。
ご主人
天井の梁は、設計士さんに無理を言いましたね。吹き抜けとまではいかないものの、リビングの天井はダイニングより高くして空間の伸びやかさを際立たせたいなぁと。また天井そのものも、一方方向にのびる梁はよく見かけるので、交互に組んだ市松模様でアクセントをつけてもらいました。
石見
意匠的に美しい杉の板張り天井を活かすため、リビングはダウンライトをご提案しました。空間にデザイン要素がありますので、照明のデザインは目立たず、機能重視で選定しています。調光可能型のLEDダウンライトは、専用の調光器による明るさの調節が自在です。例えば、リビングでくつろがれるときは明るさを小さくしたり、例えば、お子様が勉強するようなときは明るさを大きくできます。また、ダイニングのダウンライトにつきましては、食事のときは料理が美味しく見える色温度の低いオレンジ色と、光色も調整できるようになっています。
ご主人
僕が夜遅くテレビを見るときは照度を落としてポワンとしたくつろぎ空間に、逆に仕事の本を読むときは白色に切り替えるなど、日々便利に活用しています。 S様奥様(以下、奥様) 朝食時は白、夕食は暖色という具合に、時間ごとのシーンで、我が家の心地よい光の空間を楽しんでいるんですよ。
石見
キッチンにワインレッドカラーをアクセント的に配色されたのは奥様のリクエストなんですよね。 奥様 はい。最初、赤は飽きるかなと心配していたのですが、モデルル-ムでみた感じがよかったので。今ではとても気に入っています。ペニンシュラ型キッチンは調理中に娘とも話ができて、使い勝手も抜群。テーブルカウンター仕様にしてイスを用意し、娘と2人だけの夕食はカウンターで食事を楽しんでいます。

デザイン的なアクセントと機能性・快適性も追求!

…キッチンのカウンター上につけられた照明が印象的ですね。

壁紙の魅力と空間の居心地の良さを演出する照明。アンティークなアイアンでキャンドルを象った照明

石見
照明の役割は、明るさを届けるための光、それ自体が主張する光という風に大きく2つに分かれています。リビング・ダイニングに使用させていただいたダウンライトは器具自体の主張がないので、空間としてアクセントを持たせるのに一番位置的にベストなのがキッチンのカウンター上の照明なんですね。全体に投下するような光ではなく、下方向だけに光をあてるものを選び、調理される手元をしっかり見せる機能性とデザイン性を兼ねた照明になっています。
奥様
最初は漠然とステンドグラス調のかわいい照明をイメージしていたんです。しかし、そんな照明がこの家に合うのか?と考えれば考えるほど、わからなくなってしまって。石見さんに提案いただいたこの照明はこの家、そしてこの空間にぴったり。まるでオーダーでもしたように、光の量、器具の天井からの長さまで、計算し尽くされています。

…キッチン横の奥様の家事スペース、ミッキーのクロスがステキです。大人のディズニーランドみたいに、夢のある空間ですよね。

ダウンライトを廊下の片側に寄せることにより、石壁の立体感を引き出し、空間に陰影をもたらす

奥様
私がメインで過ごす空間なので、クロスで遊びたいなと思いました。キッチンの奥で目立たないし、いざというときはキッチンとロールスクリーンで仕切ってしまえば隠せます(笑)。ミッキーマウスが大好きなので、歳をとっても大丈夫なようにシックで少しアンティークなプリントを選びました。クロス屋さんが壁に張るときに、「ミッキーちゃんの頭が切れないところでカットしますね」と気遣ってくださったのもいい思い出です。
石見
机用のダウンライトはできるだけ手元に光が届く位置やすっきりした電気配線を実現するよう、設計段階の打ち合わせ時に加わって決めさせていただきました。クラシックな印象のミッキーマウスのクロスに調和しつつ、さらにアクセントにもなる照明器具を探しました。
ご主人
僕は玄関の重厚な石壁の照明が気に入っています。ヨーロッパの石造りの街並みが好きなので、そのイメージでデザインしてもらったのですが、照明効果でより美しい陰影を作り出していると思います。お招きしたゲストも皆、感動してくださる自慢の玄関です。
石見
ダウンライトを玄関の中心ではなく、あえて壁の片側に寄せて配置することで石壁の凹凸をしっかり見せて、印象づけるようにしました。照明はスイッチのないセンサータイプなので、壁がすっきりしているのも特徴です。

光漏れや外部からの視線遮断すぐれものの縦型ブラインド

…カーテンが上下に昇降する、シェードスタイルのウインドウ・トリートメントなんですね。

上の開口を拡げることで透明感、開放感を出せる。

ご主人
カーテンのたまりが窓にかからないので、ほぼ窓全体から太陽光を取り込むことができ、とても明るい部屋が誕生しました。外部からの視線や太陽光などを必要な場所だけで調整することができるのも上下別々に開閉できるからこそ。とても実用的だと思います。
石見
窓枠の外側に厚地のシェード、内側にレース調プリーツスクリーンをつけ、上下に昇降するタイプを採用していただきました。たまりしろが窓にかかって、開口部が減ってしまうことを解決しつつ、かつプライベートも守るという役目もきちんと果たすようにしたんです。
奥様
外から見えにくい厚めのレース生地を選んだので、石見さんがわざわざ生地のサンプルを持ってきてくださって、夜の電気をつけたときの透け具合を確認、きちんと検証したうえで最終決定させてもらったことに感動しました。ちゃんと考えてくださるんだなぁって。

単調になりがちな無地のスラットだが、生地自体の素材感と、レースを挟んだストライプ調の柄がそれを解決している。

石見
リビングの南側の大きな窓は日差しの素晴らしさと開放感を考慮し、縦のブラインドをオススメしました。従来のシングルスタイルの縦型ブラインドですと、開いたときに羽と羽の間に隙間ができ、スラットを開閉すると羽と羽の間の隙間から室内が見えてしまいますので、厚地のスラットの間にレース生地を入れたセンターレース仕様をプランニングしました。
奥様
マンションの高層階でしたら外から見られることはないのですが、1Fのリビングルームは外からの視線が気になるスペースなので助かります。厚手スラットとレースがミックスされることで外の視線が気にならず、光もしっかり入る。昼間もいいのですが、夕方が一番キレイですね。陽がかたむいて空がオレンジ色に染まるとき、夕陽の色とブラインドのオレンジが相まって、なんともいえない癒し空間へと変身します。
石見
生地に素材感があるのでオレンジ一色でも単調にはならないですよね。 奥様 2階の寝室はリビングと同じタイプの色違いをお願いしました。

斜め天井にすっぽりおさまった寝室の丸い照明。網目の隙間から光が漏れ、「お月さまみたい♪」と奥様

奥様
2階の寝室はリビングと同じタイプの色違いをお願いしました。
ご主人
杉の木と緑のシェードでまるで森のように落ち着けるんですよ。カーテンかシェードかウッドブラインドにするか迷いましたが、他の方の新築を見学させてもらったときに、子供さんの学習机を配置すると、カーテンのたくしが邪魔になると伺い、シェードかブラインドにしようと思いました。ブラインドは光が入るか・入らないか、どちらかのパターン。子供部屋が東向きなので、勉強するとき光がきついとかわいそうなので、最終的にはシェードに決めました。
石見
カーテンはクローゼットの扉をあけたときにも邪魔になりますからね。建築的な観点と、板張りの壁、クロス、そして生地感のあるシェードを使うことでバランスをとりました。
奥様
石見さんのご提案はすべて納得がいく理由あっての選定がされています。玄関、カーポート…、いつかウッドデッキでバーベキューするにしても照明一つで光が足りるように配慮していただいて、今だけでなく、子供が成長した将来、きちんと起こりうるシーンも考慮いただいているのが嬉しいです。
ご主人
木を多用した家にしたのも将来のことを考えてのことだからなおさらですね。この一枚板のテーブルもインパクトがあり、一生使えるものなんですよね。大切に使って、娘の嫁入り道具に持たせられればと今から考えています(笑)。
石見
木は生きていますからね。年月の経過とともに風合いを増し、落ち着いた木目空間が熟成されていきます。お手伝いをさせていただいた私自身も楽しみです。お家の将来のあり方を含めてお手伝いができて良かったです。

S様邸 PLANNING POINT

●ウィンドウ・トリートメントはデザイン&機能性、そして他調度品とのカラーバランスも考慮
●リビング周りは凝った天井の意匠を邪魔せず、シーン別に切り替えられる機能重視の照明に
●新居の印象を決める、玄関すぐの石壁はライトの位置で重厚な陰影を演出

他のFuw Style Magazineへ >>



ページの先頭へ